
日本は狭い国土(世界第61位)しかありませんが、世界第6位の広い海(領海と排他的経済水域)を有する「海洋国家」であり、海の恩恵を受けて発展してきました。一方で、我が国は、食料の6割、資源エネルギーのほとんどを海外からの輸入に依存しており、これらの物資の大部分は、船により運ばれています。
このように、私たちの暮らしと海はとても密接な関係にありますが、海や海に関わる産業・海で働く人のことは一般には知られていないことがたくさんあります。
平成19年7月には、海洋に関する政府の施策を計画的に進めるための法律として、「海洋基本法」が施行されるなど、近年、海の重要性がクローズアップされています。
このような流れの中で、海洋国家日本の将来を担う青少年が、海に親しみ、海に学び、海についての理解と関心を深める「海洋教育」の充実が求められています。
「海事産業の次世代人材育成推進会議」では、海運業・造船・舶用工業・海洋レジャーなどについての情報発信やイベント開催などを通じ、「海洋教育」に関する取り組みを進めていきます。
より詳細な情報は、以下をご参照ください。
領海など海洋に関するさまざまな国際的問題や海洋基本法が施行されてからの取り組みなどを紹介する企画展を開催します。
(平成20年5月1日〜8月31日開催(予定))
海上保安庁・警視庁及び東京消防庁による水難人命救助訓練や船舶火災消火訓練の実施、プレジャーボートの操縦体験などを行います。
(平成20年5月連休期間開催)
より詳細な情報は、以下をご参照ください。

一般市民や青少年を対象に帆船海王丸による体験航海・海洋教室を実施しています。体験航海では、船員教育機関の実習生とともに乗船し、実習訓練の一部や生きた船内生活を十分に体験できます。これらの参加者から「大きな感動と貴重な体験を得ることができた」という感想をいただいています。
小学校の「総合的な学習の時間」で、水に係わる安全学習・実験・ものづくりなどを実体験させることにより、水に親しみ、水に賢くなってもらい、身の回りの自然について、関心を寄せるようになってもらいます。
現在、北海道から鹿児島までの全国8ヶ所の地域の小学校10校が、年間を通じ「総合的な学習の時間」に導入しています。
小・中学生を対象に、大型客船を利用し海の大自然と触れ合う5泊6日の体験クルーズを実施しています。全国から集まった子どもたちと交流を深めながら、洋上での海洋観察をはじめ海・船に関する学習や寄港地でのさまざまな自然体験活動を行います。

小・中学生を対象に、沖縄の自然とマリンスポーツを体験する4泊5日のセミナーを実施しています。カヌーによるマングローブ林の探索やビーチコーミングなどのほか、さまざまなマリンスポーツを体験します。

また、小学生と親を対象とした同内容のセミナーも実施しています。
より詳細な情報は、以下をご参照ください。
全国の海洋少年団で、小学生から高校生までの団員が、子どもの時から海に親しみ、船・海・海洋環境に関することを学び、カッター・カヌー漕法・水泳などの海洋訓練や、街頭募金などの奉仕活動を行っています。
「ちかい」と「やくそく」の実践や団体生活を通じて社会生活に必要な規律や道徳心を養い、心身ともに健康でたくましい海洋国日本の次代を担う青少年の育成をめざす活動です。

2年に1度の夏期に、全国の団員が集まって、名誉総裁であられる高円宮妃殿下のご臨席のもとで、全国大会が開催されます。市内パレード、手旗、水泳、カッター競技が繰り広げられる海っ子最大の祭典です。日頃の訓練の成果を発揮する機会となり、全国の団員間の友情を深め、地域の方々との交流を図っています。
毎年夏期に、国際海洋少年団協会(ISCA)に加入するカナダ・韓国・香港などの海外の海洋少年団と国際交流を行います。
少年期から、「海洋」という共通の舞台に立って、国や言葉の違う多くの国の友とふれあうことにより、「海洋」に対する深い認識と国際感覚を磨くことができます。